人文系の大学院留学

…を目指して断念した人のつぶやき。

出願候補のPIが書いた論文を読む

暑いです。とにかく暑い。でも去年の方がもっと暑かった気がします。

最近は骨折以外の面で体調が芳しくないことが多く(暑さのせい?)、以前より研究に打ち込めていません。自宅TOEFLの延期はまだできないのかとモヤモヤする日々です。最悪延期せずに(ちょっと贅沢だけど)現状把握という意味で受けてもいいかな、とも思い始めています。

今やっていることといえばもっぱら修論のデータ収集と書ける部分の執筆です。ちょっと時間ができたら、「出願候補のPI*1が書いた論文を読む」ことをしています。この記事ではそれについて紹介します。

 

過去何年分?

前にも少し書きましたが、私は研究者ベースで出願先を絞っていくつもりです。なので、出願先の教員がしている最新の研究を頭に入れておくことが重要になると考えました。いつまでを「最新の」研究ととらえるかは悩みましたが、とりあえず過去5年分に設定しました。欧米の研究者は、学部生の世話や雑務に忙殺されて研究になかなか時間が割けない日本の教員と違って研究に打ち込みやすい環境にいることが多いので、1年間に5-6本の論文を出していることがあります。仮に年間3本出しているとしても、5年間だと15本になります。それだけ読めば最新の研究の動向はつかめるだろうし、逆にこれ以上スパンを長くとると比重が重くなると思いました。

論文の選び方

過去5年分とは決めましたが、5年分まるまる全部読んでいたらパンクします。また、読みたいもの/読むべきものが5年以内に入っていなくても読むので、「5年」という数字にこだわりはありません。そこで、数ある論文の中からどれを読むかを決める基準を決めました。

① Selected publications に入っているもの

これは教員によりますが、大学内の自分のページや個人のHPにイチオシの論文として何本かまとめている場合があります。そこに載っている論文には、出願するなら是が非でも目を通さなければなりません(たとえ自分の興味がなくても)。

② 単著論文または筆頭著者の論文

単著論文で特に最近出たものは読もうと思いました。また、筆頭著者になっているものも重要です。逆に、authorが4-5人いてその一番最後にチョロッと名前が載っているような論文は、(分野にもよると思いますが)優先順位は低いと思います。なぜならこのような場合、ずらーっと並んでいる知らない名前はそのPIについている院生で、最後に責任者としてPIが名前を載せているだけのことがあるからです。そうすると研究計画の立案、実施、執筆はそのPIではなく院生本人がやっているので、特に放任主義のPIの場合ほとんどその論文に関わっていない可能性があります。もっとも、このようなタイプの論文は、個人プレーが基本の文系分野ではあまり見かけませんが。

③ 自分の関心に近いもの

過去5年以内に書かれたものはもちろん、その範囲から外れていても面白そうなものは読みます。

まとめ

こんな感じで気になる研究室の最新の研究を追っていくつもりです。いつか目当てのPIとdiscussionをすることになった時、建設的な議論ができるような論文をいくつか見つけられるように頑張ります。

*1:Principal Investigatorの略。研究室のトップにいる教員のこと。