人文系の大学院留学

…を目指して断念した人のつぶやき。

【2020年6月末最新版】中国TPOについて

学部2年の時から愛用していたノートPCの底面が割れてきたので、新しいPCを購入しました。修論に熱中している時に壊れたら嫌なので、早めの行動。

さて、先週からTOEFLOfficial Guideを使ってTOEFLの勉強をしています。ETSが出版しているものは全部分厚い本なので持ち運びがしにくいのと、何より本番のPCを使った仕様にはなっていないのが難点です。そこで、TOEFL受験者界隈では有名な中国TPOに登録して、より実践的な練習も積めるようにしました。この記事では、時期によって状況がコロコロ変わる中国TPOの最新情報をお伝えします。

 

中国TPOとは?

正式名称が何なのかイマイチよくわからないのですが、中国が公開しているTOEFLの過去問サイトのことです。TPOは"TOEFL Practice Online"の略です。TOEFLだけでなく、IELTSやGRE、GMATも無料で大量の過去問が解けます。ただし、良くも悪くも自国内ですべて完結してしまっている中国なので、日本から常に利用できるとは限りません。状況はすぐに変わります。2020年6月末の現時点ではTPOのサイトはなく、代わりにKMF (Keep Moving Forward)からTPOに類似したサイトにアクセスすることができます。登録はこちらからできます。中国語になっているので、Google Chromeを使っている場合は自動翻訳機能を使うとまともな英語に翻訳されます。日本語に翻訳するのはオススメしません。日本語と中国語は使っている文字こそほぼ同じですが、文法や語順においては日本語より英語の方が近い*1ため、英語の方がまともな翻訳になりやすいです。少なくとも私はKMFのサイトの翻訳された英語で意味がわからなかったことはありません。上のURLから電話番号を登録するとSMSで6桁の数字が送られてきて、それを入力するとアカウントが無料で作れます。この時パスワードを設定する画面が出てこなかったので、ログインする時に「パスワードを忘れた」ということにして改めてパスワードを設定しました。

注意事項

新テスト形式に対応しているものとそうでないものがある

2019年8月1日からTOEFLの形式が変わりました。それに伴って、KMFに載っている全54回分の過去問の中でも新形式に対応しているものとそうでないものが混在しています。2020年6月末現在では、第27-30回と第41-54回が新形式に対応したものになっています。

〔2020年7月6日修正〕解説が少しある

中国TPOといえば解説がないというのが一般的な認識ですが、KMFは解説が少しだけ載っていました。といってもダミーの選択肢のどこがダメなのかを中国語一文でサラッというだけなので、(仮に中国語を英訳したとしても)充実した解説とは言い難いです。

〔2020年9月30日追記〕Listeningの画面表示に非対応

実際のTOEFLでは、固有名詞や専門用語が出てきた時に画面にその用語のスペルが表示されます。ところが、中国TPOにはそのような機能がないようです。そのため、明らかに人名とわかる場合はいいですが、地名や専門用語の場合固有名詞ということにすら気付かず、混乱することがままあります。

中国以外からのアクセス禁止→拡張機能で対応

2020年6月末時点で、KMFは中国以外からアカウント登録やログインする分には何の問題もないのですが、TOEFLの問題にはアクセスできません。GREの問題にはアクセスできます。そこで使えるのが、Chrome拡張機能です。海外からのアクセスを禁止している中国のサイトのアクセス制限機能を解除するためのものです。こちらからインストールできます。これをインストールした後は、何の問題もなく使えることが確認できました。

退会手順が不明

私は何か新しいサイトに会員登録する時は、必ず退会方法を確かめてから登録するようにしているのですが、調べてみたところKMFは自力での退会方法がわかりませんでした。研究室の中国人留学生にも探してもらったのですが、「退会ボタン」なるものは見つかりませんでした。その留学生いわく唯一考えられる退会方法は、問い合わせ先にメールで依頼することです。ただし、いくら英語学習者用のサイトとはいえ中国のサイトなので、問い合わせは中国語でしなければなりません。アカウントを削除したい時は、自分で英語の文面を書き、Google翻訳で中国語に翻訳し、可能ならば中国語母語話者に確認してもらって、メールをするということになります。これで本当に退会できるのかはやってみないとわかりません。もしできた人がいたら情報提供をお願いしたいです。

まとめ

状況がコロコロ変わって不安定な中国TPOの最新情報をまとめました。TOEFL対策にはもちろん、TOEFL/IELTSの目標スコアを達成した後にGRE対策でも使おうと思っています。

*1:たとえば、日本語には「は」や「の」などの助詞がありますが、英語と中国語にはないですし、語順は日本語がSOVなのに対して英語と中国語はSVOです。