人文系の大学院留学

…を目指して断念した人のつぶやき。

英文エッセイで使える接続詞特集

GRE本番まであと1週間を切り、今から何か新しいのに手をつけても無駄だろうと結局先週と変わらない生活を続けています(笑)今のところ自信があるのはWritingだけです。というわけでそのWritingのエッセイや修論を書く時に気を付けているポイントの、つなぎの「接続詞」について今日はまとめていきます。

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【目次】

 

英語の接続詞とは?

接続詞は「2つの何かをつなぐ言葉」です。この「何か」とは、名詞でもいいし形容詞でもいいです。たとえば、an apple and a bananaとか、beautiful but badのような感じです。でもこの記事で書きたいのはそういう接続詞ではなくて、エッセイの中で文と文をつなぐ時に使える接続詞です。

今さらっと「文」と言いましたが、皆さんは英語の「文」の定義はちゃんとできていますか?英語でいう「文」とは、ずばり「主語(S)と述語(V)があるもの」です(命令文以外)。つまり、"What's this?"と聞かれて"A pen."と答えた時、その答えは文ではありません。主語も述語もないからです。ピリオドが最後につけられたものすべてが文というわけではないので注意。

なぜ「文」の話をしたかというと、日本人の書く英作文を見ていると、文をつないでいない接続詞がボロボロ出てくるからです。私は学部生の時に塾講師として高校生の書いた英作文を毎週添削していたのですが、たとえばこんな感じの文(?)が散見されます。

The student says that governments should offer free education. But I disagree with his idea.

接続詞のbutが文頭に来ていますね。butの後に主語と述語が1つずつしかない、ということは文が1つしかないということ。これでは文をつないだことにはなりません。butをはじめとする接続詞を使う時は、必ず文を2つ、一文の中で使うことを肝に銘じておいてください。ちなみに上の誤文をあえてbutを使って書くならこうなります。

The student says that governments should offer free education, but I disagree with his idea.

さっき「あえて」と書いたのは、この文はちょっと読みにくいからです。私だったら、

I disagree with the student's idea that governments should offer free education.

に直します。

さて、話が脱線しましたがここからは実際にエッセイで使える英語の接続詞を役割別に紹介していきます。

順接

論理がひねくれずに順当に進んでいく時に使える接続詞が順接で、英語の順接といえばandしかありません。これもbutと同様、文頭にドンっと置いて文1つで完結するものを日本人は書きがちなので気を付けましょう。andの正しい使い方は、

  • My teacher recommended me studying English more, and I followed his advice.

みたいな感じです。何かの主張をする時というよりは、TOEFLGREのWritingで具体例を書く時によく使います。

逆接

つながれる文と文が予想される関係にない時に使います(逆に言えば、予想される関係にある2つの事柄をつなぐときは順接のandを使うということになります)。英語の逆接の接続詞は、but, although, (even) thoughの3つです。それぞれ使い方が微妙に異なるので詳しく見ていきます。

butの使い方

butの使い方はandとまったく一緒です。つなぎたい2文の間に置きます。たとえば、

  • My teacher recommended me studying English more, but I didn't follow his advice. 

のように。ふつうは先生に英語の勉強しろと言われたら従うのに、そういう世間の予想を裏切ってそのアドバイスに従わなかったので、butを使います。ちなみに文をつなぐときのbutやandの前のコンマはあってもなくてもいいです。私はつける派です。

alghouth, (even) thoughの使い方

この3つは意味は同じです。althoughの方が論文向きのお堅い言葉です。even thoughはthoughに強調のevenが付いたものなので、逆接を強調しているくらいのものです。ただし、使い方には注意が必要です。これらの接続詞はbutやandと違って可能な位置が2通りあります

  • Although my teacher recommended me studying English more, I didn't follow his advice.
  • I didn't follow his advice although my teacher recommended me studying English more. 

どちらも日本語に訳すと変わりませんが、主節(=メイン)を前に出すか、従属節(=おまけ)を前に出すかの違いです。先ほどのbutで1つ目のような文を作ることはできません(✕ But my teacher recommended me studying English more, I didn't follow his advice.)。また、接続詞を文頭に置いた時に節の分け目にコンマを入れるのはほぼ義務です。

対比

「この問題は難しいが、あの問題は簡単だ」という時、日本語では逆接と対比を兼ねる「が」を使うことができますが、英語では別の語を使います。whileとwhereasです。どちらも使い方は一緒で、althoughと同じで位置が2通りあります。

  • While this question is difficult, that one is easy.
  • That question is easy while this one is difficult.

同じ性質のものを比べることが多いので、名詞の重複を避けるoneやthatを使うのがこの構文のポイントです。上の文では2回questionという名詞を避けるためにoneに置き換えています。うしろにof~やin~を伴った名詞句の場合はthatを使います。たとえば、

  • Whereas the average temperature in Japan is 30 degrees, that in the US is 20 degrees.
  • The average temperature in the US is 20 degrees whereas that in Japan is 30 degrees.

このthatはいずれもthe average temperatureをさします。このときoneは使えないので注意。

理由説明

エッセイを書く時に使える理由説明の接続詞としては、becauseの他にsinceとasも覚えておきましょう。becauseを使う時にやりがちなのが、"I ate ramen. Because I was hungry."というやつ。ダメな理由はもうわかりますよね。必ず文と文を一文でつなげなきゃダメです。because, since, asは使い方はwhileやalthoughと同じで位置が2通りあります。

  • Because I was hungry, I ate ramen.
  • I ate ramen because I was hungry.

ただし、becauseが文頭に来る1つ目のパターンはあまり好まれません。こういう時はasやsinceを使うことが多いです。逆にsinceを理由の意味で使う時、ふつうは真ん中には置きません。まとめると、こんな感じ。

  • Since/As 理由, 結果.
  • 結果 because 理由.

意味は一緒ですが微妙に性質が異なるのが曲者ですね。ちなみに接続詞のasは理由以外にもたくさん意味があるので、私はあまり使わないです。sinceかbecauseのどちらかで、位置によって使い分けます。

ついでなのでsoの話もしておくと、soはbutと同じく真ん中にしか置けません。

  • I was hungry, so I ate ramen.

のパターンしかありません。

まとめ

エッセイで使える英語の接続詞をまとめてみました。逆接のところで「え、howeverは?」と思った方、howeverは副詞なので使い方が全然違います。論理構成を明確にする上でよく使える副詞については、次の記事でまとめますのでお楽しみに。