人文系の大学院留学

…を目指して断念した人のつぶやき。

残された交換留学の可能性を考えてみる

先日、交換留学予定先のUW-Madisonから一通の長文メールが届きました。そこに書いてあったのは、

  • Fall 2020が通常どおりの実施(=すべて対面授業)になる可能性は低い
  • Fall 2020の授業形態に関する結論は7月末までに出す

ということでした。薄々わかっていたことではありますが、「通常の実施にはならないだろう」ときっぱり言われてしまった以上、交換留学の可能性を模索しなければなりません。この記事では、考えられる交換留学のプランをまとめています。

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【目次】

 

(1) 交換留学中止

一番避けたいのがこれですね。なんせ私は今回の交換留学のために2年以上前から計画的に準備してきて、しかもPh.D.進学に向けた重要なステップだと思っています。交換留学が中止になったら、Ph.D.に応募する時の推薦状弱くなる…!!!

(2) Fall 2020はオンライン、Spring 2021もオンライン

大学側の言う「7月末までに結論を出す」というのはおそらくFall 2020だけの話だと思われるので、Spring 2021はどうなるか正直わからないのですが可能性としてはありえます。で、もしこうなった時に私が取れる留学手段は3つあると考えています。

① Fall 2020から渡米し、現地でオンライン授業を受講

アメリカに渡航できるかどうかは、ビザと外務省の感染症危険レベル次第です。まずビザに関しては、アメリカ移民局(USCIS)が2020年6月4日から業務を再開するという通達を出していることから、それにともなって日本の大使館もビザ申請の手続きを再開する可能性があります(現在は無期限で休止中)。

次の外務省の感染症危険レベルですが、これは日本が独自に判断している渡航の基準です。レベル1(十分に注意して渡航)~レベル4(退避勧告)+基準なし(安全)の5段階です。2020年5月21日時点ではアラスカ州ハワイ州も含めてアメリカ全土でレベル3(渡航中止勧告となっています。個人で旅行に行く場合もこのレベルは重要になるのですが、問題は交換留学の性質にあります。交換留学は私費留学と違って大学間の協定に基づいて学生を相互に派遣するものです。つまり、京大なら京大というブランドを背負って留学するのです。京大の場合、外務省の定める感染症危険レベルがレベル1以下にならないと渡航はできません。つまり、大使館がビザを私に発行してくれても、外務省が感染症危険レベルを下げない限りは渡米はできないということ。この感染症危険レベルのイヤ~なところは、これが国単位で判断されること。東西に長いロシアもアメリカも、定められるレベルは一国につき1つなんです。ということは、8月ごろにウィスコンシン州の新規感染者数がゼロでも、ニューヨークでコロナ第二波が来ていたらレベル2とか3になってしまうのです。

② フルセメスターすべて日本で受講

渡米できなかった場合の1つ目のパターンとしては、日本ですべて受講するということ。Fall 2020は3コマ授業があって、サマータイム期間中で時差計算すると、

  • アメリカ(月)(水)16:00-17:15=日本(火)(木)6:00-7:15
  • アメリカ(火)(木)13:00-14:15=日本(水)(金)3:00-4:15
  • アメリカ(金)9:00-11:00=日本(金)23:00-翌1:00

になります。いつもなら全部寝てる時間です…。オンデマンドの授業だったらいいのですが、院生用のディスカッションの授業はリアルタイムになりそうで怖いです。

③ Fall 2020は日本で受講し、Spring 2021をキャンセル

現地で受けようが日本で受けようが、オンライン授業だとなかなか留学している気分になれなさそうなので、半期をキャンセルして留学期間短縮というのも考えています。先日、京大の所属研究科に問い合わせたところ、Fall 2020を受けている間も京大は休学しないという扱いになるので、Spring 2021をキャンセルすれば2年で修士を修了できるとのことでした。Ph.D.進学や年齢のこともあって、対面授業ができないなら留学を短くしてでも早く修士を終わらせてもいいかな…と思っています。

(3) Fall 2020はオンライン、Spring 2021は対面

① Fall 2020から渡米し、現地で受講

やはりアメリカに行けるに越したことはないです。先日のメールではオンラインか対面かという白黒つけるよりも、授業の内容によってオンラインと対面を使い分けるハイブリッド方式が濃厚とのことだったので、なおさらアメリカに行きたいと思います。

② Fall 2020は日本で受講し、Spring 2021から渡米

これもビザと外務省の感染症危険レベル次第です。ただ、たった3ヶ月のために海外旅行保険やら住居やらの手続きに奔走するのはコスパが悪い…。

③ Fall 2020は日本で受講し、Spring 2021をキャンセル

上に書いたのと同じ。

(4) Fall 2020から対面授業再開

たぶんこれはないです。大学側も全否定しているわけではないですが、他大学の動向を見てもいきなり対面授業再開は極めて可能性が低いと思われます。

まとめ

交換留学が決まった時にはこんなことになるなんて微塵も思っていませんでした。が、今できるのはあらゆる可能性にそなえて準備をすること。引き続き頑張ります。