人文系の大学院留学

…を目指して断念した人のつぶやき。

GRE対策教材Magooshのレビュー

日本人のGRE対策として、Magooshは結構人気です。この記事では、Magooshの半年プランを契約して2ヶ月弱経った私が、Magooshの良いところ/悪いところをレビューします!

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【目次】

 

Magooshとは

有料のオンライン教材です。GREの他にも、TOEFL, IELTS, GMATなど留学に必要な試験それぞれのコースが用意されています。ここではもちろん、GRE対策教材としてのMagooshをさします。GREの場合2つのコースが用意されていて、いずれも中身は同じですがアカウントの有効期間が異なります。1ヶ月プラン6ヶ月プランで、それぞれ値段は$149$179です。詳しい中身は公式HPを見てほしいのですが、ざっくり言うと膨大な量の問題とビデオ講義が用意されています。Quantitativeは764問、Verbalは586問、Writingは19問もあります。ある程度他の教材で練習を積んでいる人なら1ヶ月プランでも十分かと思いますが、GRE初心者やいくつもの教材に手を出したくないという人は6ヶ月プラン一択ですね。ちなみにMagooshのHPを見ていると「セール中!今なら安く始められるよ!」ていうのをしょっちゅう目にしますが、これはほぼ1年中やっているので焦って始めなくて大丈夫です。

良いところ

コスパが最高

合計1,400問近くある問題を6ヶ月間使い放題で$179は安いと思います。問題一つ一つに解説ビデオと文字の解説がついており、好きな方法で解説を見ることができます。問題だけでなく、「GREではこんな問題が出るよ!」という「GRE概論」みたいな動画も用意されています。特にVerbalでは「こんなふうに解くといいよ」というのが体系立てて説明されていて、とても役に立ちます。

このような問題+動画に加えて、メールで相談できるサービスや模擬テスト3回分、自分に合ったスケジュールを立ててくれる機能もあります。独学でやるとどうしても分野が偏ってしまいがちですが、スケジュール通りにやると1週間でバランスよくVerbalとQuantitativeを勉強できます。全科目バランスよく点を取る必要がある文系には特におすすめです。メール相談サービスも懇切丁寧な返事が1日以内に返ってくるのですごく助かります。

パソコンで学習できる

GREはコンピューターを使って4時間かけて受ける(耐久)試験です。そのため、紙の本で対策してもパソコン上で解く訓練をしておかないと痛い目に遭います。私はTOEFLを初めて受けた時、紙の本でしか対策しておらず当日1時間で集中力が切れるという羽目になりました…。この経験から、本番でパソコンを使う試験の対策はパソコンでやるべきだ、ということを痛感しました。その意味で、Magooshはオンライン教材なのでパソコン慣れができます。Quantitativeで計算用紙をうまく使う工夫をしてみたり、紙の本みたいに書き込みながら読めない英文をどう処理していくか試行錯誤したり…。普段英語の論文をPDFで読むときはマーカーで書き込んだりしているので、それができないと悟った当初は苦労しましたが、今ではだいぶ慣れてきました。

毎日の学習に加えて、3回の模擬テストも受けられます。本番とレイアウトは違いますが、時間制限つきで本格的に受けられるので自分の実力を試すのに最適です。受け終わったらちゃんと採点して(Writing以外)スコアも出してくれます。ちなみにこのスコアは、実際に受けた人によるとだいたい本番のスコアと同じくらいだそうです。

定期的に届くメールが情報満載!

Magooshに登録すると、週1-2回のペースで情報メールが届きます。たとえば、「無料でこんな教材を用意してます」とか、「GREのコースを契約している人は、IELTSのコースを安く申し込めます」とか。もちろん配信停止もできるのですが、自分の知らない情報が結構もりだくさんなので私は購読しています。いつもはMagooshの自分のページにログインして問題を解いたり映像を見たりするだけなので、情報収集はもっぱらこのメールに依存しています。

悪いところ

Writing対策ができない

Writingの問題は20問弱用意されていますが、解いても何のフィードバックもありません。Writing対策で使えるとしたら、上に書いたビデオ講義(それも数枚)くらいでしょうか。GREのWritingでなんらかのフィードバックがほしいという時は、有料ですがETS公式のScoreItNow!をオススメします。本番のGREは人間による採点結果と機械による採点結果を合わせて平均したものをスコアとして出しますが、ScoreItNow!では機械採点が体験できます。ScoreItNow!をやった人の体験を聞きましたが、だいたい本番の点数と同じくらいだそうで、信用できるみたいです。

間違えた問題の復習がしづらい

何の勉強をするにもやりっぱなしが一番良くないので、間違えた問題をもう一度振り返って復習することは重要です。が、Magooshの場合、一度解いて間違えた問題を復習しようとすると、前に解いた時の自分の誤答と正解の答えがすでに表示されてるんですよね…。たとえばVerbalは全部選択式の問題なので、選択肢に目を通す時にもう答えがわかっちゃうんですよ。まっさらの状態にしたかったら、全問をリセットする(しかも全科目)しかないみたいです。

ビデオ講義の字幕が不正確

GREのビデオ講義は内容としてはたしかに役に立つのですが、字幕がテキトーで間違っていることが多々あります。日本人のような英語ノンネイティブが英語で解説講義を聞く時、字幕があるなら使いたい!と思うのは自然なこと。ですが、Magooshのビデオ講義の字幕はおそらく機械による音声認識を使っていて、人間の修正なしでそのままアップしているものだと思われます。しかもその質はYouTubeの自動字幕よりも低い。you'reがyourになってたり、toがthroughになってたり。MagooshのGREコースはGREを受ける英語ネイティブも使う教材なので、字幕の質にはあまり力を入れていないみたいですね(そもそもリスニング教材ではないですし)。ただ、ビデオ講義の音声はそんなに速くないので、GRE対策を始める時期に来ている人(≒TOEFL/IELTSなどを持っている人)にとって字幕なしの聞き取りが著しく困難なものではありません。

まとめ

GRE対策教材としてのMagooshをレビューしてみました。私が今までに見たレビューはいいところばっかりだったので信用していましたが、実際に使ってみると難点もいくつかあります(というか、ないわけがない)。GRE対策教材としてMagooshを使ってみようかな~と考えている皆さん向けに情報提供としてまとめました。ぜひ参考にしてみてください。

 

最新版レビューはこちらから↓(2020年6月1日追記)

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