人文系の大学院留学

…を目指して断念した人のつぶやき。

TOEFL対策、はじめます。

先日、2回目のGRE受験を終えました。まだ公式な結果は返ってきていないのですが、予定通り一旦ここでGREは捨てて、TOEFL対策にシフトすることにします(なぜGRE対策を一旦やめるのかという理由については、こちらの記事を参照)。この記事では、私の目標点、現在のスペック、勉強計画をシェアします。

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目標スコア

何事も目標を決めないとやる気が持たない人間なので、まずは目標を決めました。まだ出願する大学を完全に決めたわけではないのですが、今気になっている大学7校の中でTOEFLの最低スコアが最も高いところが96点(Wは24点以上、他は23点以上)です。文系にしては低い方だと思います。話を聞く限りTOEFL足切りにしか使われず、最低スコアを超えてさえいれば何点でも大丈夫*1とのことだったので、私はそのギリギリを狙っていこうと思います。7校のうちTOEFLしか受け付けていない大学が2校あって、それだけを見ると必要なTOEFLスコアは85点になります(←実はこれが第一志望)。なので、取らなければならないスコアは最低でも85、ただし(今後増えるかもしれない)他の大学のことも考えて目標スコアは96としました。

現在のスペック

よく海外大学院に進学された人のブログを読んでいるのですが、TOEFL/IELTSの勉強を始めた時点でどれくらい英語ができていたのかを書いている人は少ないと思います。スペックを明かさないまま「こうやって勉強したら〇〇点取れました」と言われても、その勉強法が万人に効果的なわけがないです。極端な話、30点の人が80点を取るためにやるべきことと、70点の人が80点を取るためにやるべきことは違って当たり前です。なので、本記事では私のスタート地点を盛らずへりくだらず正直に伝えたいと思います。ちなみにTOEFLは学部2年の春に一度だけ受験しているのですが、その時とは英語能力が桁違いなのでその時のスコアにはノータッチでいきます。

Reading

正直苦手です。日頃からまとまった英文に接する機会はあるにはあるのですが、日によって差が大きいのが現状です。私は日英対照研究をしているので、英語学の論文を集中的に読んでいる時は必然的に英語で書かれた論文を読む頻度が増えますが、日本語学の論文はほとんどが日本語で書かれているので、それに集中している時はアカデミックな英語に触れることがあまりないです。

それから、ここからは私の持論になりますが、言語の理解/運用能力と英語の試験で高得点を取る力は分けて考えるべきだと思っています。つまり、英文の意味を難なく理解できていることと、問題を解いて正解することはイコールではないと考えます。英語母語話者でさえもTOEFLで満点が取れないというのはそういうことで、TOEFLで高得点を取りたければ「英語の」勉強ではなく、「TOEFLの」勉強をしなければなりません。日本人も同じで、日本語学習者が受験する日本語能力試験(JLPT)のN1(最高級)で満点を取ることは難しいです。それはその試験のための勉強をしていないからです。話を元に戻すと、私の場合、TOEFLレベルの英文であれば難なく訳せるのですが、自分になじみのないトピックだと日本語に訳せてもその日本語が何を言っているのかわからない、ということがよくあります。TOEFLは文系理系問わず幅広いトピックから題材が選ばれるので、公式問題集を使って量をこなすつもりです。

Writing

得意です。なぜ得意になったのかは自分でもよくわかりませんが、たぶん大学受験の時に和文英訳の練習をしっかりやったからだと思います。TOEFLのIndependent TaskやGREのWritingに出る自由英作文は、和文英訳なしに上達することはありません。Independent TaskはGREのIssue Taskとほぼ同じ形式なので、その時のテンプレートをそのまま流用するつもりです。一方Integrated Taskは5年前に受けた時の記憶がまったくなく超初心者なので、オリジナル*2のテンプレートを作ることから始めます。正解がないIndependent Taskと違ってある程度書くことが決まっているので、リスニングさえできれば何とかなりそうという甘い期待があります。

Listening

3ヶ月前くらいから毎日英語のPodcastYouTubeを聞いているので、リスニング力は人並みかそれ以上にあると思います。今はやっていませんが、1年くらい前にはTED Talkのディクテーションもやっていました。背景知識のないニュース番組だとかなり苦労しますが、話の筋をもともと知っているトピックや、学生同士のディスカッションなら8割以上は理解できます。ただ、Readingのところにも書いたように、「英語を聞いて理解すること」と「それに関する問題を解くこと」は全く別の能力なので、英語を聞くだけでなくTOEFLの問題を解く練習をたくさんしたいと思います。あと、メモの取り方も自分に合ったものを早く見つけて定着させるつもりです。普段PodcastYouTubeを聞いている時は真面目に聞いてはいますがメモは取ったことがないので、効果的に取れるようにします。

Speaking

スピーキング力も日本人の平均よりは上です。日常会話+αくらいのレベルかな。去年一人でパリとロンドンに行った時に英語で困った記憶は特になかったです。留学経験が実質ゼロでそこまで上達したのは、学部生の時に英語を話す機会が多かったことと、Writingのスキルがあったこと*3が要因だと思います。でも、以前出願予定の大学院に在籍中の現役Ph.D.学生とZoomでディスカッションをした時は、自分の専門分野なのにうまく英語が出てこなくてもどかしい思いをしました。TOEFLのSpeakingは日常会話とは違うので、今何もせずに受けたら10点台だと思います…。PCに向かってしゃべるという訓練もさることながら、まずはTOEFLの問題をしっかり研究して自分なりの必勝パターンみたいなものを身につけたいです。

今後の計画

当面の目標スコアの96点をクリアしたら、TOEFLからIELTSにシフトします。理由は単純で、TOEFLが嫌いだからです(笑)あと、個人的にIELTSの方が簡単に感じるからです。実は、TOEFL96点では大学には出願できても、日本の奨学金申請に求められるスコアには及びません。たとえば、JASSOの奨学金ではTOEFLで100点必要です。いろいろ調べているとTOEFLは90点台後半に到達してから100点を超えるまでの道のりが長いそうで、ただでさえ嫌いでやりたくないTOEFLに苦しむくらいなら、簡単なIELTSに逃げようと考えました。交換留学の応募の際(2年前)にOverallで6.5を取っているので、多くの奨学金の要件になっている7.0にはさほど時間をかけずに到達できると予想しています。さっさとTOEFLを撃退して、IELTSを一発でクリアし、2020年度中にGREの勉強を再開できるようにしたいです。TOEFLの初受験は8月末の予定です。頑張ります。

*1:大学に直接問い合わせたわけではありません。あくまで噂です。

*2:私がなぜオリジナルにこだわるのかというと、ネットで出回っているテンプレートには文法や語法の間違いが散見されるからです。

*3:WritingとSpeakingの関係について、私はSpeaking上達のためにはWritingが必要だという考えです。英語を聞き流していれば自然と口から出てくるというのは第一言語獲得と第二言語習得を混同した典型的な誤りで、スピード〇ーニングに騙された結果だと考えます。