大学院留学断念記

人文系のアメリカ大学院留学を諦めました。

【決意表明】Fall 2022のPh.D. 入学を目指します!!!

精神的に荒れまくった1週間を乗り越えて、ようやく通常モードに移行しつつあります。この1週間、指導教員や日本人のPh.D. 学生の先輩方、家族とも話し合い、一つのゴールを決めました。それが、「Fall 2022のPh.D. 入学」です。この記事では、このような決意に至るまでに私が考えたことをシェアしたいと思います。

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当初の予定を前倒しするか?

2020年9月から交換留学に行く当初の計画では、Fall 2020/Spring 2021をアメリカで過ごし→2021年の5月に帰国→2021年冬に出願→2022年3月修士修了後京大で博士課程進学→2022年9月にPh.D. 入学 という流れでした。ところがこの交換留学がなくなったため、突如として2021年9月にPh.D. 入学を早めるという選択肢が浮上しました。最初は早くに行けるならそれに越したことはないから、入学を早める方で頑張ってみようかな、と思っていました。

現実と向き合う

ですが、今私はTOEFL/IELTSの有効なスコアを持っていないのと、GREも1回受けただけで目標スコアには程遠い結果になりそうなこと、という現実があります。特に語学試験は交換留学が終わった後に受けようと思っていたので、ノータッチです。TOEFLの問題形式が変わったことも最近知ったくらいです。それに、Ph.D. 出願だけに専念できるわけでもなく、2021年が来たらすぐに京大に修士論文を提出しなければなりません。指導教員からは今年度に修士課程を終えるように言われており、私もそれには同意(いつまでも修士でいるわけにいかない)したので、Ph.D. 入学を1年早めるとしたら修士論文の執筆も同時並行で進めなければなりません。

日本で修士号を取ってからPh.D. に進学した人の多くは修士2年の冬に出願していますが、それは最初からそのつもりで動いていたからこそ実現できたことだと私は思っています。それに対し、私はつい最近まで今年修了するつもりなどさらさらなく、つい先週どん底に落ちてやっと這い上がってきたところです。それに、私はもともと複数のことを同時並行で進められるほど器用な人間ではなく、せいぜい2-3個のことしか同時にはできないというのを23年間生きていて認識しています。それが今年の冬出願するとなると、GRETOEFL/IELTS、出願書類作成、奨学金応募、修論執筆、と書き出しただけでも目が回りそうなタスクの多さ。そんなことを同時でやっていては、絶対どれかがおろそかになってしまう。GREで手を抜けば足切りを食らって書類に目を通してすらもらえないかもしれないし、奨学金の書類を適当に書いたら仮に大学院に受かったとしても経済的に厳しい。さらに京大の場合、修論で最高評価の優を取らないと博士課程に入れてもらえないという規定があります。実際、博士課程進学希望だったのに修論で優を取れず落とされた院生を去年見ました。

弱気になってるとか、自己肯定感が低いとかいろいろ意見はあると思いますが、それは今みたいな時期だからではなく、生まれつきです(笑)だから、修論Ph.D. 出願を同時期にかぶせることはせず、交換留学をする当初の予定と同じ、2021年冬に出願して、Fall 2022の入学を目指したいと思います。

今年度やること

語学スコアを満たす

出願時期と修論執筆をズラしたとはいえ、今年度は100%修論に全力を注ぐ!というつもりはまったくありません。むしろ、TOEFL/IELTSのスコアは今年度中にクリアしたいと思っています。そのために、語学試験は修論執筆と並行しながらコンスタントに受け続ける予定です。一方、GREは何を血迷ったのか今月末に再チャレンジするというアホな選択をしてしまったので、それを一つの区切りとして一旦対策はやめようと思います。GRETOEFLを同時に対策しながら、今年修論を出せるように研究を進めるのは無理だと思ったからです。どちらの試験も受験料が高いので、少ない勉強量でダラダラ続けてゆっくり点数を上げていくのではなく、それなりの量の勉強を毎日続けて少ない回数でクリアしたいです。そのためには、GRE対策を一旦捨てて、まずは語学試験をクリアすることを目標にします。

研究業績を作る

理系の修士院生の場合、研究室単位で出す論文にcorresponding authorとして名前を連ねて投稿するということが結構あると聞きます。また、学会発表の機会も結構与えられているようです。しかし、文系の修士院生が修士課程にいる間に何か論文を投稿したり、学会で発表したりする機会はほとんどない(あるとしても非常に小規模な学会)と言ってよいと思います。これはアカハラでもなんでもなく、ただの「慣習」だと思います。私のイメージでは、文系修士でジャーナルに論文を投稿したり学会発表しているのはとんでもなくよくできた優秀な学生という印象です。そのため、文系の場合博士課程に進学するような学生でも、修士課程のうちは業績ゼロというのは珍しいことではありません(博士課程進学後に、修士論文に手を加えてジャーナルに投稿する、というのはある)。

ただ、このような慣習は日本独自のものだと思われ、研究業績が重視されるアメリカのPh.D. 審査において業績ゼロのまま突っ込むのはかなりリスキーだと思います。そこで、今取り組んでいる修論をどこかのジャーナルに投稿できるレベルにまで仕上げることはもちろん、出願候補先の研究室と連絡を密にとって何か自分が貢献できることはないか、積極的に探していきたいと思っています。

まとめ

要するに、今の私は英語スコアなし、研究業績なし、コネほぼなしの三点セットです。このすべてをあと半年強の間で出願に十分なレベルまで上げていくのは正直難しいと思いました。考えてみたら、出願を1年前倒すことを考えていた時の自分の頭の中を占めていたのは、年齢のことだけでした。自分が女性であること、Ph.D. 取得までにかかる時間と自分の年齢、親の年齢と経済状況を考えた時、早く早くと生き急いでいました。ただ、よくよく考えてみれば長い人生の中でたかが1年遅くなっただけで何かが大きく変わるわけでもない。そもそも交換留学があればFall 2022入学を狙っていたわけで、それより遅らせるわけでもないのだから焦らなくていい、と思えるようになりました。というわけで、私、頑張ります。絶対に合格してみせます。