人文系の大学院留学

言語学の院生がアメリカPh.D.進学を目指す記録。

2回目TOEFLの結果が出ました

先週、修論進捗報告で疲れ果てた翌日に受けた2回目のTOEFLのスコアが出ました。さっそく公開します!

 

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えぇぇぇ…という感じですね。1回目が8月末だったので、それからの約2ヶ月でたったの+2点(Listening +1, Speaking +1)というなんとも情けない結果になりました。約2ヶ月の間に進路について本気で悩んだり、推薦状戦略で凹んだりして最後の数週間くらいは何もかもどうでもよくなってあまり勉強できていなかったというのはたしかにありますが、それがこのスコアに影響したとは思っていません。今回は前回と違って緊張したり集中力が切れたりということもなかったので、これが自分の実力なんだと素直に受け止めています。

 

 

Reading

前回の25点から全く変化はありませんでした。前回のスコアを報告した記事で「集中力がプツンと切れて流し読み状態だった(から集中力があればもっと取れる)」みたいなことを書いたのですが、正直に白状します。集中しても私のReadingはこの程度だということがわかりました。むしろ、前回はほとんど集中して読めていなかったのによく25点も取れたなという感じです。前回からの2ヶ月間、3-4題連続して解く練習を重ね、Listeningのようにメモを取りながら読むようにしました。その結果、最後の一週間では中国TPOの演習で25-26のあたりをさまよっていました。なので、ポジティブにとらえれば練習の時と同じ実力が発揮できたということになります。

Listening

前回は18点だったので+1点でした。ListeningもReadingと同じく、前回の記事では「Readingで疲れ切った後にやったので全く頭に入ってこなかった」みたいなことを書いたのですが、これも訂正します。体力があっても私のListeningはこの程度でした。この2ヶ月間、メモを取っている間に英語を聞き逃しているんじゃないかと思ってメモを取るのを一切やめてみたり、でもやっぱり忘れるから5分の講義問題だけメモを取って会話問題はメモを取らずにやってみたり、いろいろな方法を試しました。それでも最後の一週間、中国TPOの点数は17-19と伸び悩み、結果そのとおりの点数が出ました。結局「言っていることがなんとなくわかる」状態から抜け出せないままでした。印象的だったのは、当日美術史の講義の音声が流れたあと「Leonardo da Vinciについて教授の~」みたいな問題が出たのですが、「Leonardo da Vinciなんて言ってたか?」とめちゃくちゃ驚いたことです。音と人名が結びつかなかったとは考えにくく、その前後をごっそり聞き落としていたことになります。当日は自宅受験でリラックスしていたせいか、この問題文を見た時PCに向かって「は?」と言ってしまいました(笑)

ただ不思議なのは、なぜListeningのスコアがこんなに低いのに他のListeningを必要とするSpeakingやWritingのスコアがまぁまぁ良いのかということです。日本人ならReadingとListeningで点を稼ぎ、Speakingで苦しむというのが鉄板で、私のスコアを見ると「本当に日本人か?」と言いたくなります。ネットで調べてみても「TOEFLのListeningが20点未満の人は語彙力・基本的な聴解力が足りていない」という文言であふれています。しかし、少なくとも私はこれに当てはまらないと思っています。下の写真は中国TPOで dictation する方法をまとめた記事に貼り付けたものですが、聞き取り自体はほとんどできています。

 

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赤字・青字=聞き取れていなかった英語

また、最近アメリカの大統領選のテレビ討論会をYouTubeで見ましたが、コロナ対策の討論は少しBidenの英語に苦労した以外は聞き取ることができました。そもそも聞き取りができていなければSpeakingやWritingのIntegrated Taskでも苦しむはずですが、今までの2回の受験で聞き取りに失敗したことはありません。

となると、Listeningのスコアが低い原因としてありうるのは以下の3つに絞られると思われます。

  • 背景知識のないトピックを1回聞くだけだと聴解力が極端に落ちる
  • メモを取っている最中に聞き逃している
  • 聞き取り自体はできているがダミーの選択肢に引っかかっている

どれも可能性としてあるんじゃないかと思っています。以前、中国TPOの dictation をしてスクリプトと照らし合わせて答え合わせをしてから問題を解いたとき、横にスクリプトを置きながらやっていたのにも関わらず1問間違えました。スクリプトを見ながらやっているのに間違えるのなら、聴解力とは別の能力の問題であることは明白です。

Speaking

前回21点だったので+1点です。前回は声と手が緊張でガタガタ震えている状態でしたが、今回は落ち着いて英語を話せました。だから、本当にこれが私の実力です。この先スコアを上げるとしたら、今は最低限の要点だけをピックアップして話しているのでもう少し早くしゃべって情報をたくさん盛り込むことです。以前中国TPOに載っていた高得点の解答を聞いてみたところ、しゃべっている内容が多いことに驚いた記憶があります。

Writing

当日書き終わったあとの感触としては点が下がるかなと思ったのですが、前回と変わりませんでした。点が下がると思った理由は、Integrated Taskの3点目の部分の聞き取りに自信がなかったのと、時間が余らず見直しを適当にやってしまったからです。でもまぁ下がらなかったからヨシ。

今後のスコアメイクについて

TOEFLを受けるのはやめます。この先(といっても修論提出後)はIELTSにシフトして各大学の最低スコアを超えた後、時間的・金銭的余裕があれば再受験しますが、たぶんしないと思います。というのも、以前TOEFLしか受け付けていないアメリカの大学2校のadmissionに直接「TOEFLのスコアってどれくらい重要ですか?」と問い合わせたところ、うち一校からは "The TOEFL score is NOT strongly considered."、もう一校からは "We will review your your entire application. Your focus should be on your Statement of Purpose." という返事があったからです。90点でも最低スコアは超えているのでTOEFLの受験はもう不要と判断しました。とりあえず年末までは修論(と今までに身に付けたListening/Speaking力を落とさないようにする訓練)に専念します。